睡眠障害にみえにくい症状!?
睡眠障害といえば、夜、眠りにつくのに時間がかかる、熟睡できない、など、「眠れない」ことが主な症状というイメージが強いのではないでしょうか。
ふつうは、ちゃんと入眠できて、長時間眠ることができるとしたら、睡眠には問題がないように思えます。
けれども、一見睡眠障害には見えないような人でも、実は病気のシグナルを抱えていることもあるんです。
例えば、寝付きがよくていつでもどこでも眠れる、という体質の人は、健康そうに見えて、実は不眠症予備軍である可能性があります。
よく眠っているように思えても、じつは深い眠りは少なくて、レム睡眠がほとんどなため、慢性的に睡眠不足の状態になっていて、そのため体が睡眠を必要としているからすぐに眠れてしまう、という場合です。
このようなケースでは、睡眠の質を改善しなければ、将来的に不眠症になってしまうかもしれません。
また、夜眠っているのに昼間でもしばしば居眠りをしてしまうほど、強い眠気がやってくることがあります。
誰でも経験のあることかもしれませんが、これが毎日のように続いたり、意識を失うように眠ってしまうようなら、過眠症、ナルコレプシーといった病気かもしれないんです。
はっきりした原因はわかっていませんが、ストレスや遺伝などが発症にかかわっているとされています。
昼間眠くなってしまうと、社会生活ではとても困るのですが、あまり病気とはとらえられず、まわりからはなまけているように思われてしまったりします。
この病気になると、情動脱力発作や幻覚などの副症状があらわれるため、気をつけなければなりません。
さらに、昼間の眠気が強くなる原因としては、睡眠時無呼吸症候群なども考えられます。
睡眠障害には思われにくい症状ですが、このような場合は病院で相談する必要があります。
また、夢遊病と呼ばれるような、睡眠遊行症といった症状や、眠っているときに体が動いてしまうようなRBDといったもの、時差ぼけなども睡眠障害の一種です。
このように、いわゆる「不眠症」をはじめとした「睡眠障害」のイメージにあてはまらない症状を示す病気もあります。
周りからはあまり理解されにくいことが多いですが、実は不眠症の予備軍だったり、無呼吸に気づいていない場合は、家族や周囲が異変に気づいてあげることも改善への第一歩。
睡眠障害にみえない睡眠障害に注意し、気になることがあれば医師に相談するようにしましょう。
カテゴリ: 睡眠障害の基本症状と弊害
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